悪徳マルチとは?
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悪徳マルチとは?
「悪徳マルチ(ピラミッド)商法」とは、合法な「マルチ商法(ネットワークビジネス)」を真似た、「特定商取引法(特商法)」における「連鎖販売取引」に違反した商法になります。
悪徳マルチの定義
具体的には・・・
- 製品の品質が悪い、粗悪品
- 商品が高額で常識の範囲を超えている
- 商品の解約や返品(クーリングオフ)に応じない
- ピラミッド組織の上位の会員から購入した商品、権利、サービスを下位会員に販売している。
- 加入者のランクップに際して、無理やり商品を買い込ませる(在庫の強要)
例えば、AさんがBさんに「簡単に儲かるビジネスがあるからやってみない?」と誘い、入会時に高額な耐久消費財や大量の商品を購入させる。
そして、Bさんも同じように他の人を誘い組織を増が増えて行く。粗悪で法外な製品を販売し、法律を守ることなく金儲けだけに走るのが悪徳マルチになります。
ネットワークビジネスと悪徳マルチの違い
ネットワークビジネス | 悪徳マルチ商法(マルチまがい商法) | |
商品 | 有(適正価格・消耗品(耐久消費財もあり)・高品質・他で手に入らない) | 有(高額・耐久品・粗悪品・価値がない) |
収入 | 後先関係なく、頑張った人が収入を得られる(収入の逆転あり=公平) | 先に始めた人が有利なケースが大半(数年・数ヶ月でつぶれる会社が多い) |
法律 | 合法(特定商取引法・連鎖販売取引法) | グレー(被害が出たら取り締まられる) |
特徴 | メンバーのほとんどが愛用者(リピートにより収入が安定=権利収入) | メンバーほとんどがビジネスメンバー(誰かが売り続けないと収入が止まる) |
以上がネットワークビジネスと悪徳マルチの簡単な違いになります。
悪徳商法の事件
1964年カリフォルニアでホリディマジックという新しいネットワークビジネス会社が設立させました。この会社、表向きは化粧品を扱うネットワークビジネスの会社でした。
しかしその実態は、多くの人を集めて販売権という名目で加入手数料を取る、ネズミ講的な詐欺集団でした。商品はサンプル程度しかなく、会社の収入源は加入時の加入手数料でした。
もちろん、ホリディマジックのやり方はアメリカで問題に。1970年代に入るとアメリカ連邦取引委員会(FTC)から告発されます。
そして、1973年に非良心的で詐欺的としてディストリビューター全員に出資金を全額返却するように命じられました。
同時に各州で裁判沙汰が頻発。条例でホリディマジックの商法が禁止されるようになりました。
苦境に立ったホリディマジックは海外進出にかけます。1972年8月、最後に乗り込んで来たのが日本になります。
強烈なマインドコントロールを駆使した教育や、ビンタの連打などのリンチ・トレーニングを多用。
岐阜市内では、密室で訓練を受けた会員が精神に異常をきたし、入院するという被害が発生しました。
1974年に、東京衛生局が日本ホリディマジックの化粧品に対して回収命令。そして、1977年に日本ホリディマジックは倒産しました。
他にも日本では、APOジャパンやジャッカーチェーンと合わせて旧三大マルチ組織と呼ばれ、いまだに悪徳マルチの元と言われています。
悪徳マルチで被害に遭わないように
このように悪徳マルチとネットワークビジネスは仕組みが非常によく似ています。しかし、よく確認してみると明らかに違法性が高く、被害者が生まれる構造になっているのです。
ただこういう会社は、警察に摘発される前に確信犯的に会社を倒産させたり、また違う土地で社名を変えて同じことを繰り返すため被害が広がります。
ですのでネットワークビジネスに誘われたら、悪徳マルチかどうかしっかりと調べてみてください。悪徳マルチで被害に遭わないようにご注意を!
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MLMは21世紀型ビジネス
ネットワークビジネスが日本に上陸して半世紀。未だにネットワークビジネスを「悪徳マルチ」や「ネズミ講」だと思われている方がいらっしゃいます。
しかし、ネットワークビジネスは「悪徳マルチ」や「ネズミ講」ではなく、法的に認められた立派なビジネスです!
だからこそ世界で5,000社以上の会社が存在し、有名な企業もネットワークビジネスを展開しているのです。
例をあげると、ジャスコ、カネボウ、SONY、森下仁丹、ダイエー、コカコーラ、ジレット、ジョンソン&ジョンソンなどの子会社です。
その多くの企業は「感動」と「体感」を得やすく、伝えやすい健康関連の商品を扱っています。
健康関連商品は世界的にも非常に好調な産業であり、21世紀は世界で120兆円市場になると予測されています。
日本では高齢化社会を反映して健康関連商品のニーズは益々高まっています。そんなネットワークビジネスは世界の多くの識者から支持されています。
- 「金持ち父さん貧乏父さん」の著者 ロバート・キヨサキ氏
- 元アメリカ大統領 ビル・クリントン氏
- 船井総合研究所 船井幸雄氏
- 不動産王 ドナルド・トランプ氏
など多くの方がネットワークビジネスを絶賛されています。
ちなみにドナルド・トランプ氏は「もし無一文になったら、急成長している優良なネットワークビジネスを探して、そこのディストリビューターを始める」とトーク番組で話したそうです。
このように、多くの方がネットワークビジネスの可能性に注目をし、肯定的な意見を述べられています。
では、なぜネットワークビジネスが21世紀型ビジネスなのか?
それは、ネットワークビジネスが消費者参加型のビジネスだからです。従来の広告展開による販売スタイルとは異なり「人から人へ」いわゆる「口コミ」をベースとした流通形態になります。
もちろん、製品を販売する営業社員はいません。しかし、営業消費者、販売消費者、広告消費者はいます。つまり、消費者が会社の販売員も兼ねて製品を世の中に流通させます。
そうすることで、会社は広告やCMに宣伝費用をかけずにすみ、その分を製品開発に充てることが出来るのです。もちろん、製品を伝えた人には流通の規模に応じて報酬が支払われます。
ここが21世紀型のビジネスと言われるゆえんなのです。
MLMも集客方法を選ぶ時代!
ただし、注意しなくてはいけないのが、いくら多くの識者がネットワークビジネスを絶賛しても、実際に稼げるかどうかは自分次第ということです。
ネットワークビジネスの最大の魅力は、なんといっても権利収入です。その権利収入を手にしようと、多くの人がネットワークビジネスに参加をします。
しかし、口コミで流通組織(ビジネスメンバー・愛用者)を広げるやり方が合わずに、多くの人がビジネスを辞めてしまうのも事実です。
「じゃあ、口コミで成功するのは無理なのか!」「ネットワークビジネスでは権利収入は手にできないのか!」と言えばそんな事はありません。
口コミのやり方でもしっかり成果を出してる人はいます。ただ私がそうだったように、口コミでは全く成果を出せない人もいます。
だからこそ、ネットワークビジネスで権利収入を得るための手段として、自分に合った集客方法を選ぶ必要があるのです。
決して口コミ集客がダメで、インターネット集客が良いと言う話ではありません。自分の集客スタイルに合うかどうかという話なのです。
「口コミ集客のネットワークビジネスで活動したけど上手くいかなかった・・・。」「ネットワークビジネスに興味はあるけど口コミで集客できる自信がない・・・。」
それなら、インターネットでネットワークビジネスを始めてみてはいかがでしょうか?
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